アロマテラピーとは、植物から取り出した精油(芳香物質)を使って心身の健康を維持するために昔から使われてきたものです。
アロマテラピーという言葉は、1930年代にフランスの化学者、ルネ・モーリス・ガットフォセにより造語され使用されたのが最初ですが(⇒1930年代に造語され用いられるようになりましたが)、ハーブや芳香物質、精油を用いることは(⇒精油を用いることは)、それよりずっと以前から行われていました。 たとえば、紀元前3000年頃、古代エジプト時代、ミイラを作るときに防腐効果のあるフランキンセンスやミルラなどを用いたり、神を祭る神殿では香りをくゆらせる習慣がありました。クレオパトラはバラの花を入浴や香水に使っていたといわれています。 新約聖書のイエス・キリストの誕生物語の中に、東方の三賢人がイエス誕生の馬小屋で黄金と一緒にフランキンセンスとミルラを捧げたというくだりがあります。 その後も、治療を目的とした医療に用いるなど、昔の人には化学的な知識はなくても、長い経験で培われた知恵により、植物を生活に取り入れてきました。 古典医学はアロマテラピーやハーブ医学そのものであり、アロマテラピーの歴史はその大部分を医学・薬学と歩みをともにしてきました。 植物の香りで幸せな気分や元気になった経験、多くの人にあると思います。香りの作用を効果的に利用するのがアロマテラピーの基本的な考え方です。 アロマテラピーは植物の有効成分を凝縮した精油を使っておこなう自然療法ですが、ハーブや漢方と似通っているようですが、「精油」を使うという点が異なります。大変奥が深く、学ぼうとすればする程もっと知りたいという気持ちになります。 日本でアロマテラピーという言葉が広がり始めたのは約20年前ですが、急速にマスコミで紹介され始め、注目されるようになりました。癒しに関心を高めたのがこの頃です。 香りに興味を持ち、生活に取り入れる人もずいぶん増えました。 好きな香りに囲まれて生活を送る、その日の体調や気分に合わせた香りを身にまとい、目的に応じた香りを選択してモチベージョンを高める、考えただけでも毎日が楽しくなるように思います。 アロマテラピーは癒しだけでなく、その作用は無限大、アロマテラピーを正しく理解していただき、安全に利用してもらう、楽しく生活に取り入れてもらい、健全な心身を保っていただけるようお手伝いできたらと思います。 written by アロマテラピーインストラクター |
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